再発を最小限に抑える特殊技術を用いた下肢静脈瘤治療
下肢静脈瘤の再発に特化した治療

逆流する血管を完全に閉塞できずに発生
下肢静脈瘤の再手術

静下肢静脈瘤の再手術とは、過去に静脈瘤治療を受けた後、症状が再発したために行う再手術を指します。

下肢静脈瘤は、足の血液の逆流によりしびれやむくみ、痛みなどを引き起こします。悪化する前に治療を受けましたが、下肢静脈瘤の症状がまだ残っています。
日常生活に支障をきたしているため治療を考えていますが、再治療をして本当に改善できるのか不安です。
治療したにもかかわらず下肢静脈瘤が再発する原因は、はっきりとしています。そのため、原因を理解し、適切な治療を行うことで再発を防ぐことができます。
延世ソン血管外科クリニックでは、透明性の高い医療システムを採用し、再発した原因を患者様にも直接ご覧いただきながらわかりやすい表現で詳しく説明し、一緒に治療計画を立てています。

CAUSE OF DISEASE

発病の原因

下肢静脈瘤の再発の原因は、細静脈の検査と閉塞の未実施

下肢静脈瘤の再発の原因は明らかです。そのため、まずは原因を特定することが重要です。下肢静脈瘤の再発には、主に2つの原因があります。
問題がなかった静脈に新たな問題が発生する場合と、以前治療した血管に症状が再発する場合です。
特に、治療した血管に問題が再発する場合は、患部の血管を完全に閉塞できていなかったために逆流が生じて起こったと思われます。
これには患部の血管を取り囲む細静脈の微細な逆流を見逃したケースも含まれます。
すなわち、これらの細静脈を完全に閉塞できなかったことが再発の主な原因といえます。

  • 新しい静脈に問題が発生する場合

  • 患部の血管を完全に閉塞できていない場合

  • 患部の血管を取り囲む細静脈の逆流を見逃した場合

FEATURE

下肢静脈瘤の再手術の特徴

当院の特殊技術で、静脈瘤の再発率を大幅に軽減しました。

下肢静脈瘤の再手術は、再発の原因を徹底的に検査し、再発を予防するための治療が必要となるため、難しい治療です。
また、患者様ご本人が以前どの部位を治療したか正確に覚えていない場合があります。
再発が繰り返し起こったり症状が重いほど、根本原因から正しく特定することが重要です。
延世ソン血管外科クリニックでは、患部の血管だけでなく、周囲の細静脈に逆流がないか検査し、水平血管内塞栓術(グルー治療)で下肢静脈瘤の再発率を大幅に軽減しています。

治療は当日だけではありません。再発した下肢静脈瘤が適切に治療されているか確認するためのフォローアップが不可欠です。
延世ソン血管外科クリニックでは、完治を最優先に考え、治療後3ヶ月間患者様の経フォローアップ(経過観察)を行っています。検査の負担を軽減し安心して検査を受けていただけるよう、追加検査を無料で行っています。(追加施術につきましては、追加費用が発生する場合があります。)

  • 血管造影検査による診断精度の向上
  • 患部の血管を水平血管内塞栓術で完全に閉塞
  • 見つけにくい細静脈も丁寧に治療
  • 治療後3ヶ月間のフォローアップで再発を予防
CAUTION

下肢静脈瘤の再手術に関する注意点

下肢静脈瘤の再手術の重要なポイントは、正確な治療範囲の決定

下肢静脈瘤の再手術の場合、再発の原因を特定し、隙間なく治療を行う必要があります。治療範囲を正確に決定することは、とても重要です。
延世ソン血管外科クリニックでは、血管造影検査を実施しています。
精密な血管造影検査は、患部の血管の再発原因を明確に特定し、効果的な治療を行う上で重要な役割を果たします。この検査は手術前に造影剤を静脈に注入して検査する方法で、血流を鮮明に観察できます。
しかし、造影剤には血管収縮作用があり、施術を難しくしてしまうことから、多くの病院ではこの方法を避けています。
延世ソン血管外科クリニックでは、下肢静脈瘤治療における豊富な経験に基づき、血管造影の限界を克服して正確な検査を提供します。
治療時にもリアルタイム超音波ターゲットを行うと、治療のクオリティが向上します。

EFFECT

下肢静脈瘤の再手術の効果

当院では、目に見える症状の改善だけでなく、根本的な下肢静脈瘤治療を通して足のしびれや冷えや重だるさなどの症状を緩和できるよう根気強い治療を行っています。
再発の心配なく日常生活に戻っていただけるよう、約20年血管に特化した治療経験を積んだ専門医が、検査、治療、そしてアフターケアまで責任を持って行います。
延世ソン血管外科クリニックは、患者様が再手術を必要としない日常を送っていただけるよう、血管専門医として生涯サポートいたします。

TREATMENT

下肢静脈瘤の段階別治療方法

分類 初期 中期 後期
特徴 薄紫色のクモの巣状静脈、1mm未満の目立つ細静脈、皮膚色の変化 血管が浮きではじめる 1mm以上血管が膨らんで浮き出る、屈曲し曲がりくねる、色素沈着、血栓が形成
症状 だるい、疲れやすい、むくむ 午後になると悪化する足のしびれ、むくみ、睡眠中のこむら返り、冷え、足裏のほてり かゆみや足のむずむず感、多様で複雑な症状、既存症状の悪化、皮膚潰瘍
治療方法 薬物療法、ストッキングを用いた硬化注射療法 水平血管内塞栓術(ベナシールを使用したグルー治療)、ウォータートンネルレーザー、マイルド高周波、クラリベイン 水平血管内塞栓術(ベナシールを使用したグルー治療)、ウォータートンネルレーザー、マイルド高周波、クラリベイン

* 症状は、病気の進行度に応じて初期段階から後期段階までの症状が混合して多様に現れます。

薬物療法/注射療法
薬物療法
下肢静脈瘤が初期の場合に実施される治療法です。下肢静脈瘤の進行を防いだり、症状を緩和するために使用されます。
硬化療法
注射器を使って血管に硬化剤を注入し、患部の血管を閉塞させる治療法です。治療は簡単で、症状が軽い患者様に適しています。
施術/手術
水平血管内塞栓術
(ベナシールを使用したグルー治療)
ベナシール(VenaSeal)を使用したグルー治療は、血管に医療用接着剤を注入することで下肢静脈瘤の症状を改善する治療法です。
起始部が逆流している場合、大伏在静脈と深部静脈が合流する場所での2つの血管の角度が0度に近いほど、水平にしっかりと閉塞し、再発を防ぎます。
ウォータートンネルレーザー
レーザーで発生する高エネルギーの熱(500~1000℃)を利用して血管を閉塞します。拡散レーザーで安全性を確保し、かつウォータートンネルで血管が覆われるため、周囲組織への熱損傷を最小限に抑えます。新しい1940nmレーザーは、従来のレーザーよりも少ない熱エネルギーで高い閉塞率を実現し、より安全な治療を可能にします。
クラリベイン
この治療法は、回転ブレード付きカテーテルで血管の内壁を物理的に刺激し、その後硬化剤を注入します。熱損傷や副作用はありません。
マイルド高周波
高周波カテーテルの先端から発生する100~120℃の熱エネルギーを利用して逆流する静脈を閉塞します。レーザー治療と同様に、ウォータートンネルレーザー技術を適用し、安全性を最大限に高めています。
ストリッピング手術
局所麻酔または全身麻酔下で皮膚を切開して逆流する血管を引き抜く従来の外科手術です。レーザーが併用される場合もあります。
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