高難度の下肢静脈瘤もきれいに治療する独自の技術力を保有
血管治療技術

下肢静脈瘤レーザー手術での組織損傷の最小化
ウォータートンネルレーザー

特殊な保護液がウォータートンネル状に血管のまわりを包み込み、レーザー熱による痛みや副作用を根本的に防ぎます。

TECHNIQUE

ウォータートンネルレーザーとは?

特殊な保護液がウォータートンネルの状態で周囲を包み込み、高温のレーザー熱エネルギーが発生しても周囲組織や皮膚への損傷を防いでくれる、延世ソン血管外科クリニックが開発した独自のレーザー技術です。

ウォータートンネルレーザーでは、熱が発生するカテーテルを挿入する前に1mmほど皮膚を拡張させ、血管の外側に細いカテーテルを挿入して特殊な溶液を使って血管のまわりを覆う方法で行われます。
特殊な保護液には痛みを和らげるチューメセント液が含まれており、レーザー手術後に発生する有害物質を吸着させることで、周囲の組織や神経への損傷を防ぎます。
特殊な保護液を注入するカテーテルの先端部には、皮膚や血管組織への損傷を防ぐため、鋭利でなく丸みを帯びたニードルを使用しています。

  • 高温のレーザー熱による周囲の組織や神経の損傷防止
  • レーザー手術後に発生する有害物質を吸着
  • 下肢静脈瘤レーザー手術による副作用防止
ADVANTAGE

ウォータートンネルレーザー手術の利点

  • 微細な穴を1か所だけ開けるだけなので、目に見える傷跡は残りません。
  • 治療後のあざや腫れもほとんどなく、圧迫包帯する必要もありません。
  • 治療後もすぐにご仕事や軽い散歩、運動などの日常生活を再開していただけます。シャワーも翌日から可能です。
  • 治療後の安静期間も短く、2~3日休養した後は、旅行や出張、海外旅行なども問題なく行っていただけます。
  • アスピリン、高脂血症、血圧の薬などの服用を中止する必要はありません。
  • アトピーや鼻炎などのアレルギーをお持ちの方でも、体に安全な接着剤を使用しているため、アレルギー反応のリスクがなく、迅速な治療が可能です。
  • 延世ソン血管外科クリニックだけで行っている独自のウォータートンネルレーザーは、ベナシール治療と同様に、治療当日から日常生活が可能で、回復期間が短く、負担も少ないのが特徴です。
01
特殊な保護液が血管を360度包み込み、組織の損傷を最小化

従来のレーザー手術では、注射で複数針を刺して麻酔薬を血管に注入する膨潤型麻酔を使用して行っていました。この方法は、皮膚に複数の注射痕が残ります。
また、注射器で麻酔薬を注入するため、血管壁の片側しか麻酔が利かず、麻酔効果が低いという短所があります。
延世ソン血管外科クリニックのウォータートンネルレーザーは、麻酔薬を含んだ特殊保護液を細いカテーテルを使って血管に注入し、血管を360度包み込みます。
拡散レーザーを使用するので安全に、かつ血管をウォータートンネルで包み込んで周囲組織への熱ダメージを最小限に抑えます。
1940nm最新レーザーは、従来のレーザーよりも少ない熱エネルギーで高い閉塞率を実現し、より安全な治療を可能にします。

[血管の周囲を包み込むウォータートンネルー状の特殊保護液]
02
レーザー手術後に発生する有害成分を吸着

下肢静脈瘤レーザー手術は、レーザーから発生する熱を利用して血管を閉塞する施術です。
レーザーの熱で血管を焼灼する過程で、活性酸素や炎症誘発物質であるヒスタミン、その他燃焼による有害物質が発生します。
特殊保護液には、これらの有害物質をろ過・中和する成分が含まれており、血管周辺に残留し周囲の組織損傷を防ぎます。

  • [レーザー手術中に発生する有害物質]

    活性酸素
    炎症誘発物質(ヒスタミン)
    燃焼による有害物質

  • [特殊保護液]

    ろ過、中和、吸着
    血管周囲組織の保護

PROCESS

ウォータートンネルレーザーのプロセス

レーザーによって発生する500~1000℃の高エネルギー熱を利用して血管を閉塞します。
血管内で高温が発生しても痛みを感じにくくするために、手術前に血管周囲に特殊な麻酔液を注入します。

  1. 患部の血管部位の皮膚表面に微細な穴を1ヶ所開け、カテーテルを挿入して特殊な保護液を注入します。
  2. 血管周囲に特殊保護液を十分に注入し、ウォータートンネル状の保護膜を形成します。
  3. 特殊保護液を入れた穴から光ファイバーを用いたレーザーカテーテルを挿入し、約500~1000℃の高熱を発生させて血管を閉塞します。
延世ソン血管外科クリニックでは、
注射針が入る穴を1つだけ開けて実施する傷跡の心配のないレーザー手術を行っています。

高温のレーザー熱による痛みや血管周辺組織および神経への損傷を防ぐために、血管周囲に特殊な保護麻酔液を注入し360度のウォータートンネル状で包み込んだ状態で手術を行うため、より安全です。

FEATURE

ウォータートンネルレーザーの特徴

  • 01

    血管周囲に特殊な保護麻酔液を注入し、360度のウォータートンネル状で包み込む

  • 02

    レーザー熱による組織や神経への損傷を防止

  • 03

    熱によって発生する有害物質をろ過・中和・排出

  • 04

    痛みのない安全な下肢静脈瘤手術を実施

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